賃貸戸建ての活用実例
2022年04月22日
私の知り合いの不動産業者で、以前より賃貸戸建ての販売及び
賃貸の事業をされている方がいらっしゃいました。
13年前に、宝塚市内で賃貸戸建て3戸を建築されたので、見学させてもらいました。
駅から徒歩30分以上の市街地から離れた傾斜地、南向きではありましたが
通常の賃貸アパートでは入居率は期待できない立地でした。
戸建ての広さは75平米、間取りは3LDK、それぞれにガレージが2台有り
当初の賃料は15万円に設定されていました。
数年の間に何度か入退去がありましたが、空室が出てもすぐに次の入居者が決まり
現在も満室とのこと。
そして驚くことに、13年経った今も3戸とも15万円の賃料を維持しているというのです。
通常、建物の経年による老朽化と周辺部のライバル物件の出現
日本の人口減少などの要因で、賃料は年々下落するのが一般的です。
賃貸住居は築年数の経過と共に、年1%から3%程度の賃料の下落が生じるのが通例です。
このエリアも駅から離れた物件は、賃料の下落傾向が続く中
13年前の賃料を維持していることは、物件に競争力がある証と言えます。