(4)新NISAか不動産投資【大阪】か?

2025年01月18日

 

「新NISA」と「不動産投資」を比較するポイント

 

 

◆初期投資額と流動性

 

「新NISA」

少額から積立ができ、すぐに売却して現金化することも可能です。

(市場が開いている時間帯であれば、指値や成行注文で売却が可能)

 

比較的流動性が高いため、急な資金需要にも対応しやすいでしょう。

 

これは不動産投資が売却の際に、時間がかかるというデメリットを考慮すると

大変大きなメリットといえるでしょう。

 

 

「不動産投資」

まとまった頭金が必要になる場合が多く、物件を売却するにも時間と手続きがかかります。

 

流動性は投資信託と比べると低いです。すぐに現金化できない点を念頭に置いておく必要があります。

 

現金化できないとこの間にも管理費や借入金の返済などに追われることになります。

 

また、不動産価格が下落の局面になると買い手が激減するため

買いたたかれることを想定する必要があります。

 

 

◆リスクとリターン

 

「新NISA」

市場が好調なときは株価や為替の影響でリターンが大きく伸びる可能性があります。

 

近年は円安の恩恵もあり、20~40%近いリターンを得たファンドもありますが

逆に円高や株価下落局面では大きく下がるリスクもあります。

 

 

「不動産投資」

毎月の家賃収入で安定したインカムを得やすい反面、

物件価格の下落・空室リスク・ローン金利上昇など複合的なリスクに

備える必要があります。

 

ただし、地価が上がり続ければ売却益を狙える可能性があるのも魅力です。

 

しかし、転売目的での購入は相場が激変すれば

大きな借金を抱えるリスクを考えるべきでしょう。

 

 

◆手間や時間のかけ方

 

「新NISA」

投資信託の積立などは、設定後は自動で買い付けを続けるため比較的手間がかかりません。

銘柄選定や定期的なリバランス(資産配分の調整)だけで済むケースが多いです。

 

 

「不動産投資」

入居者募集、家賃の回収、修繕、管理会社とのやりとりなど

オーナーとして取り組むべき業務が多く発生します。

 

物件探しから契約・運営まで、自分自身が時間を割く必要があるため

副業として始める際は注意が必要です。

 

やはり、不動産投資も事業ですので、本当に好きな方がやるべきだと思います。

 

 

 

 

 

 

(4)新NISAか?不動産投資【大阪】か? … 続く

 

 

 

 

比較